甘利明幹事長について調べていると、良い評判よりも悪い評判の方が目についてしまうんですよね。
なぜこんなに評判が悪いのか?その理由にせまります。スキャンダルなどの問題をまとめてみたのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
甘利明の評判が悪い理由
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長年議員を務める甘利明氏の経歴をざっと説明すると…。慶応義塾大学法学部政治学科を卒業してソニーに入社。2年でソニーを退社して、衆議院議員だった父親(甘利正)の秘書となります。
約10年間父の秘書を務めた後に、父が所属していた新自由クラブから出馬し初当選。
それ以降、数々の重要役職も務めてきた甘利明議員です。
- 労働大臣
- 国務大臣
- 経済産業大臣
- 内閣府特命担当大臣
- 衆議院予算委員長
- 自由民主党政務調査会長
- 自民党税調会長
上記にあげた役職以外にも努めていますが、主なものはこんなかんじになります。
下記は2018年に出した甘利明氏の著書です。興味のある方はチェックしてみてください。
ところで甘利明幹事長について調べていると、良い評判よりも悪い評判の方が目についてしまうんですよね。
なぜこんなに評判が悪いのか?理由は単純に、甘利明議員は不祥事疑惑が多いからということ。
しかもスキャンダルが出た時に、のらりくらりかわしてきちんと説明をしてこなかったために国民からの信用を失っているようです。
グレーな部分が多いと信じられなくなってしまいますよね。具体的に過去にどんなスキャンダルなどの問題があったのか、次の項目でご紹介します。
甘利明幹事長のスキャンダルや問題まとめ
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過去に取り上げられたスキャンダルがいまだ不透明なままなために、信用度が薄くなってしまっているようです。
政治資金規正法は1回あたりのパーティー券購入が20万円以上の購入者名を収支報告書に記載することを義務づけています。甘利明経済再生相の場合、パチンコ業界、家具卸大手の「ニトリ」、積水ハウス、製薬産業政治連盟… pic.twitter.com/nSzqFxpiNU
— しんぶん赤旗 (@akahata_PR) March 2, 2014
当時経済再生担当大臣だった甘利明氏。
2006年から2012年の7年間、パチンコ業界から「パーティ券購入」という形で合計1400万円以上の政治資金を受け取っていました。
ですが甘利氏の資金管理団体「甘山会」の政治資金収支報告書には全体の2割ほどしか記載されていなくて、8割以上がやみの中…という報告がされています。
引用:しんぶん赤旗
また原発推進派の甘利氏は、東京電力などからもパーティ券を購入してもらっていたといわれています。
【甘利氏2016年金銭問題 寝耳に水】https://t.co/t8Y58DKCau
自民党の新4役は1日、党本部で共同記者会見に臨んだ。甘利氏は2016年に発覚して閣僚辞任につながった金銭授受問題について、関与を否定。「お騒がせしたことをおわびする。この事件に関して事情を全く知らされていない。寝耳に水だ」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 1, 2021
甘利明議員がいちばん説明を求められている問題がこの不祥事についてです。
同じく経済再生担当大臣だったとき、千葉県内の建設業者からある依頼を受けました。国交省の所管するUR(独立行政法人都市再生機構)から補償金がおりるよう、口利きしてほしいという依頼でした。
そのためにその建設会社は3年に渡って甘利事務所に資金提供したり接待をしたりしていたことが発覚します。総額は証拠が残っているものだけでも1200万円以上。
2013年には大臣室で甘利氏と建設業者が面会し、桐の箱に入ったとらやのようかんと一緒に現金50万円を「お礼」として甘利氏が受け取ったとか…。
これらに対して「あっせん利得処罰法」違反の疑いがかかります。
そして受け取ったすべての収支を政治資金収支報告書にきちんと記載したかどうか?「政治資金規正法」違反の疑惑もあるのです。
とコメントしたのが2016年。5年以上たった2021年でも、いまだにきちんと説明されていないことを非難されています。
学術会議が「中国の千人計画に積極的に協力」とした自民・甘利議員、ブログをひっそり修正
・・甘利明氏のブログは複数のメディアやまとめサイトが引用する「ソース」になっていた。https://t.co/vOjWwtUQc1
⇒だからカネが入った菓子折りなんかもらう議員の言うことなんて信用しちゃいかんわけよ。 pic.twitter.com/TLXSWAv4IM— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) October 12, 2020
2020年に甘利明幹事長がオフィシャルサイトのブログで言及した内容が、事実と異なる誤情報であったことが批判されました。甘利氏は記事の中で、
と書いていましたが、学術会議側は反論。「全く関わりがない。悪質なデマが流されている」と異を唱えたのです。
学術会議側からすると、そもそも「学術会議として海外の研究に協力している、という事実がない」と明確に否定。
その後、甘利氏は自身のブログ記事をしれっと訂正します。ですが時すでに遅し。ネット上に誤情報があっという間に拡散されてしまったのです。
甘利氏のブログ記事がソースとなってネット上の書き込みやメディア、YouTubeなどに広まり「発端」となってしまったことが反感を買っています。
さいごに