韓国の人気観光スポットとして知られている南大門市場は韓国グルメを食べ歩きすることが有名ですよね。食べ歩きがしやすい屋台なども多く、韓国のローカルなスポットに立ち寄った感覚があるのも特徴です。
今回は南大門市場の食べ歩きグルメを7選紹介します。絶対食べて欲しい定番のグルメから珍味まで紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
韓国最大級の市場
南大門はソウルでは最も歴史が長く、6000件以上のお店が軒を連ねる韓国最大級の市場で知られています。市場と聞くと日本では八百屋さんや魚屋さんが集まったような通りをイメージしますよね。
南大門市場は洋服から食料品まで何でも売っており、子供服は韓国の流通の大部分を占めているとまで言われています。韓国グルメを楽しむことができる屋台もあるので観光客にも人気のスポットです。
食べ歩きグルメ
南大門市場で絶対食べるべき食べ歩きグルメを、人気のものから珍味と呼ばれる珍しいものまで紹介します。
ホットク
南大門市場に行ったら必ず食べて欲しい人気グルメはホットクだと言っても過言ではありません。特に野菜ホットクが南大門市場で1番人気でお店の前にはいつも長い行列ができています。ボリュームがある野菜ホットク1個の値段は2500ウォンで日本円にすると約250円なのでコスパも良いと思います。屋台で提供しているお店が多いので食べ歩きには持ってこいでしょう。
マンドゥ
夏でも人気のマンドゥは餃子という意味ですが、南大門市場によく売っているワンマンドゥは肉まんに近い形をしています。多くのマンドゥを販売する屋台では辛口と普通の味付けがあるので辛いのが韓国らしいですよね。韓国語でメウンマッが辛口、スナンマッが普通の味付けなので注文する際は注意してスタッフの言葉を聞き取って食べてみてください。
カルチチョリム
カルチチョリムは聞き馴染みのない言葉だと思いますが、太刀魚をヤンニョムソースのような甘辛のタレで煮込んだ日本では見ない料理です。定番グルメなのでカルチチョルムを売るお店が多い「太刀魚横丁」という激戦区通りもあるほどです。お店の前で太刀魚を焼いているお店がたくさん見られるでしょう。辛すぎず旨辛な味でついついご飯が欲しくなるのでご飯とパンチャン(おかず)が付く定食がおすすめです。
麻薬キンパ
インパクトがある名前をしていますが、一口サイズのキンパ(海苔巻き)のことで韓国語ではコマキムパッと書いてあるので安心してください。一般的なものはほうれん草、にんじん、牛肉、たくあんが入っています。キンパは韓国の家庭料理なので一般的な材料に加えて家庭ごとに入ってる材料が異なります。一口サイズのキンパなので試しに食べるのには最適でしょう。
タッコンコン
韓国のスープ料理であるタッコンタンは透き通ったあっさりした鶏のスープです。お店のスタッフがタッコンタンの鶏肉を丁寧に骨からほぐして食べやすくしてくれます。テーブルには鶏肉と食べる用の白菜やカクテキキムチやタレも用意されてるので味変しながら食べれるのも嬉しい点だと思いました。味が薄いと感じた場合はお塩やコショウで調整しながらタッコンコンを楽しみましょう。
カルグクス
手打ち麺のカルグクスも名物なのでカルグクス横丁という通りが存在します。煮込んだ魚介スープの中にもちもちしたうどんに近い麺がやみつきになる料理で、観光グルメはキムチやスンドゥブなど辛い料理が小さな子供にもぴったりです。カルグクスを注文すると一緒にミニビビンバやミニ冷麺が付いてくることがあるのでお腹と心が満たされるでしょう。
クァベギ
南大門市場ではホットクやマンドゥもいいですが甘いものもマストで食べるべきだと思います。そこでおすすめなのが、外はカリっとしていて中はふわふわのねじり揚げドーナツのクァベギをおすすめしたいです。屋台では揚げたてアツアツのクァベギが堪能できるでしょう。クァベギはシュガーやシナモンが定番ですが、屋台によって様々な味があるのでお気に入りを見つけてみてください。
グルメ以外にも
南大門市場は紹介した韓国の屋台グルメ以外にも何時間でも楽しめると思います。韓国のお土産で人気なのは韓国のり、高麗人参、韓国でしか販売されていないお菓子などです。他にも韓国伝統工芸品、韓国食器も豊富な品揃えなので見るだけでも楽しいでしょう。南大門市場の活気溢れる雰囲気の中でお買い物するとつい買いすぎてしまう方も続出です。
南大門市場への行き方
それでは南大門市場の生き方を首都であるソウルと観光地の明洞(ミョンドン)からの2か所を調査しました。弘大(ホンデ)や漢江(ハンガン)からもアクセスが良い立地にあります。
ソウルからの行き方
韓国の首都であるソウルから南大門市場へはとても近い場所にあり、徒歩だと15分で到着します。歩くのはちょっとという方はソウル駅から1駅電車に乗って会賢(フェヒョン)駅で降りると約6分で市場に着くでしょう。
南大門市場のゲートは全部で8つありますが、屋台に向かいたい場合は5番出口から行くのがおすすめです。
明洞からの行き方
明洞から徒歩か電車で向かうことができます。歩いて行く場合は明洞のメインストリートから新世界百貨店本店の大通りをまっすぐ歩いた先に見えてくると思います。途中でソウルの街並みを楽しむことが出来るでしょう。
電車で行く場合は地下鉄4号線で明洞駅から乗って1駅乗って会賢(フェヒョン)駅で下車します。2分ほどで南大門市場に到着します。
何時から空いてる?
南大門市場の路面店は多くのお店が10時から営業しているようでした。閉店時間は早いお店だと16時で閉まってしまい、長いお店でも18時で閉まってしまいます。しかし、土曜日は14時まで、日曜日は1日休みのお店が多いです。せっかく来たのに閉まっているなんてことはなるべく避けたいですよね。平日のお昼に訪れるのがベストなので営業時間に注意してください。
まとめ
南大門市場の食べ歩きおすすめ7選をまとめました。必ず食べて欲しい人気のホットクから珍味の麻薬キンパやカルグクスまで徹底的に調査しました。市場のローカルな雰囲気と活気溢れる現地の方々と交流することが出来ます。東京ドーム1.4個分という大きさの南大門市場に来れば揃わないものはないのでぜひ訪れてみてください。