ヨシタケシンスケ「もしものせかい」の内容やあらすじや感想!

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タイトル 子育て
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絵本作家の人たちは、どんなことを考えながら絵本を描いているんでしょうか?

子供が楽しそうに読んでいる姿、お話をお母さんに読んでもらって想像の世界へ旅立ってる様子。。。そんな感じかなぁ?

絵本作家のヨシタケシンスケはいつもノートを持ち歩いて、日常生活の何気ないひとコマをスケッチしています。ハッピーな時は描かない!ネガティブな気持ちの時にたっくさん描いている。

そんな人気作家ヨシタケシンスケが「自分を救うために描いた本」があるそうだけど、それってどんな本なんでしょうか?

「自分のために描く」ってなんだか斬新♪

それは「もしものせかい」という本です。内容やあらすじ、また読者の感想もご紹介しますよ。

ヨシタケシンスケさんのプロフィールについて詳しく知りたい方はこちらを読んで下さいね!

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ヨシタケシンスケが自分のために描いた本「もしものせかい」

絵本作家ヨシタケシンスケの作品は「発想えほん」と呼ばれるほど、子供の想像力や可能性をどこまでも伸ばしてくれる、そんな本です。

例えばデビュー作の『りんごかもしれない』では何も不思議に感じない、当たり前に思ってしまう「固定観念」というものを取り払ってくれます。

「見た目はりんごだけど、もしかしたら中身はりんごじゃないかも知れない」って、ものの見方を変えることもできると教えてくれる。

『おしっこもれたろう』を読んだ小さな子供が、自分も気にするようになってトイレトレーニングが進んだ!なんていうママの声もあったり、子どもにとても大きな影響を与えているヨシタケシリーズ。

だけど2020年1月に発売されたヨシタケシリーズ「もしものせかい」が出来上がったきっかけは、いつもとちょっぴり違うんです。

この本はヨシタケシンスケが自分のために描いたもの

人は、特に大人になると色んな場面で自分の意思とは違う道を選ばないといけない時ありますよね。きっと誰でも一度は経験したことがあるんじゃないでしょうか?

それが辛い出来事だったり涙が止まらないくらい悲しいことだったりすることもあります。

起きてしまったことは受け止めるしかないのに、そんなにすぐに気持ちを切り替えられなくて、しんどい思いをしたことありませんか?

どうにもならないけど何度も何度も「あの時ああしてれば・・・」とか「ああ言ってれば・・・」なんて繰り返し思い返してしまったり。。。

ヨシタケシンスケ自身もこのような事を経験して、当時の自分に伝えてあげたかった言葉を「もしものせかい」の絵本に紡いでいます。

ダメになったからといって、あきらめるのはすごくパワーがいりますよね。僕自身すごくグチグチするタイプ。ダメと分かっててもつい振り返って、どうしてそうなったのか逆算して…そんな自分にも腹がたってしまう。それなら、失ったものと今ある現実を同じ熱量で思えたら。無くなったのではない…そう思いたかった。他の世界にある証明なんてできないし、しょせんは頭の中にしかない理想です。でも現実と切り分けてそれを大事にできたら

『もしものせかい』のあらすじ

ある朝、少年が目を覚ますとこんな言葉をかけられます。

「やあおはよう」

「とつぜんでもうしわけないんだけど、ボクもしものせかいにいくことになりました」

少年はもしものせかいが何なのかよくわかりません。

「もしものせかいとは、君の心にあるもうひとつのせかいのことだよ」

「きみがどうしてもできなかったことや、ずっといっしょにいたかったひと。もしもあのとき….って思い出すもの。それはみんなもしものせかいにいるんだ」

少年がもしも….と感じてた気持ち。

自分のなかにある、もしものせかいの存在に気付いた時、少年の心はどう変わっていくのでしょうか?

『もしものせかい』読者の感想

いつも作品を読んでもらう息子には「意味わかんない」とバッサリやられた『もしものせかい』の作者ヨシタケシンスケ(笑)そんな辛口コメントにも大らかに答えます。

それって、「選べなかった未来」がまだ無いということ。幸せなことですよね。幼稚園児がこの本を読んでしみじみしてたら大変(笑)。そうではなく、自分の意思とは反した事態が起きてしまった、でももう戻れない・・その苦しさ、痛み、悲しみを抱えている人に届いて欲しい
では読者の皆さんの感想はどうでしょうか?

まとめ

今日のまとめ

  • ヨシタケシンスケが自分のために描いた本は「もしものせかい」
  • 絵本「もしものせかい」は大人にこそ読んでもらいたい内容
  • 子供だけでなく、大人の心にも響くお話!

「もしもあの時こうしていたら・・・」と悔やまれる場面、誰だってありますよね?

読んだ後、今まで消化しきれなかった気持ちがなんだか軽くなってる!

そう感じられる、大人が自分のために読んであげたい本なのかもしれません。

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