MIKIKOがダンサーから振付師や演出家へ転身した理由ときっかけ

タイトルエンタメ

東京五輪開会式・閉会式の演出チーム辞任を巡って騒動になっていますね。

良いものを作ろうとアイディアを短期間で練り、IOCには絶賛されていたMIKIKO氏の演出が白紙になり残念だという声がとても多いです。

MIKIKO氏はパフュームの振り付けや『逃げ恥』のエンディングテーマの恋ダンスなどで有名な演出振付家。

もともとは現役ダンサーでしたが、ある時から振り付けや演出など裏側の方へ回り活躍されています。

今日はMIKIKO氏がダンサーから演出振付家へ転身した理由ときっかけについて、ダンスにかける熱い思いと共にご紹介したいと思います。

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振付師MIKIKOのプロフィールと経歴

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本名水野幹子(みずのみきこ)
芸名MIKIKO
ニックネームMIKIKO先生
生年月日1977年8月11日(2021年現在43歳)
出身地広島県
身長158cm
職業振付師・演出家

3人姉妹の末っ子として東京で生まれたMIKIKO氏。2歳の時に親の転勤で広島へ移り、20代後半まで広島で過ごします。

中学生時代はバトン部に所属、そして高校へ入ってからヒップホップダンスを始めました。昔から人前で表現することが好きだったんですね。

ヒップホップやバレエを習得し、19歳にしてダンスのインストラクターとなります。アクターズスクール広島のインストラクターをしながら、見事オーディションに合格し2000年からはMAXのバックダンサーも務めるように。

広島と東京を行き来しながら現役ダンサーとインストラクター両方の顔を持ち活躍していましたが、だんだんと作品を作る側の方へ興味が移っていきます。

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2005年には芸能事務所アミューズと契約。本格的に演出家としての活動をしていくことに。

2006年から2年間、アメリカへ渡り舞台演出の勉強に専念

2009年 ダンスカンパニー『ELEVENPLAY』(イレブンプレー)を設立

2012年 「Canコレ!」の振り付けを担当

2014年 伊勢丹の宣伝動画を振り付けして演出を手掛け、グッドデザイン賞を受賞

同年、『ELEVENPLAY』がレディーガガのコンサートの前座を務める

2015年 技術と芸術の祭典「SXSW」(サウス・バイ・サウスウエスト)でのPerfumeのパフォーマンスで舞台・映像ディレクション・振り付けを担当

「ACC CM FESTIVAL」インタラクティブ部門の総理大臣賞とACCグランプリ受賞

2016年 リオ五輪閉会式での五輪旗引継ぎでは芸術パート担当し、『ELEVENPLAY』が出演

テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のエンディングテーマ「恋」の振り付け担当

『逃げるは恥だが役に立つ』の「恋」では「恋ダンス」と言われ社会現象になるほど話題に!

他にもCMやダンスゲーム「DanceEvolution」の振り付け、「プリキュアシリーズ」などのアニメ作品と、とても幅広いジャンルで活躍されています。

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MIKIKOがダンサーから振付師や演出家へ転身した理由ときっかけ

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バックダンサーを務めたり現役ダンサーとしても活躍していたMIKIKOですが、しだいに演出振付家だけに絞って活動するようになったのはなぜでしょうか?

それは一言で表すと「客席の後ろから舞台を見ている方が興奮するから」。

MIKIKOのお父さんが広告代理店に勤めていたので、小さい頃から舞台の裏側や楽屋を見る機会に恵まれていました。そのときから何となく、作る側の人たちの仕事に興味を持っていたんでしょうね。

ステージから見る景色のすばらしさや練習すればするほど上達する楽しさは感じていたけど、周りのダンサーと比べて自分は「ダンスがないと生きていけない」というタイプではないことを自覚し始めます。

そして表舞台に立つより裏側で舞台を作る方が好きだということに気付いたのです。

「作ること」に情熱を見いだせた今は自分がステージに立ちたいと思うことは全くないんだそう。

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振付師や演出家として活動していくきっかけとなったのは、2005年に広島で上演したダンス公演『DRESS CODE』をアミューズの創業者である大里会長が見に来たことでした。

その公演はMIKIKOが企画・演出・制作を手がけたもので、大里会長はMIKIKOの才能を見出し本格的に演出を勉強するためにアミューズとアーティスト契約する話を持ちかけました。

そこから「演出振付家」という肩書きで活動を開始。ニューヨークで演出家や振り付けの勉強をしてくるよう勧められたのです。

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さいごに

ステージで歌ったり踊ったり、華やかな表舞台で活躍する人ももちろんステキですが、ステージや作品をいちから作っていく人の情熱を垣間見れた気がします。

そんなふうに「表に立っている人に自分の感性を表現してもらう」という表現方法もあるんですよね。

どちらもそれぞれ素晴らしいところがあるなと思います。

オリンピック組織のごたごたに巻き込まれてストレスも多いでしょうが、これからもMIKIKOさんらしい独特な感性を見せてくれるのを楽しみにしています!

 

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