蜜蝋ラップをご存知ですか?
海外ではビーズワックスラップ(Beeswax wrap)と言います。
日本ではまだお店でほとんど見かけないしあまりなじみがないかも知れないけど、オーストラリアはオーガニック大国と呼ばれるだけあって、オーガニックやエコに敏感な人が多くじわじわと人気上昇中です。
柄も色々あってとても可愛い蜜蝋ラップだけど、買うと高いのが難点。ハンカチサイズのもので一枚1000円くらいします。
「じゃあ作ってみよう!」ってことで、手作り蜜蝋ラップに挑戦しました。
大丈夫!全然難しくないし私は子供と一緒に作ったけど、作っている工程も楽しめますよ。
「夏休みの自由研究、何やればいいか思いつかな~い」と困ってるお子さんを誘って一緒に作ってみてはいかがですか?
たぶん自由研究に蜜蝋ラップ作って来る子は少ないんじゃないかなと思います。
みんなと同じじゃつまらないっ!
あなたのお子さんがクラスメイトに羨ましがられるような可愛いやつ、作っちゃいましょう!
夏休みの自由研究にピッタリ!蜜蝋ラップとは?

まずは蜜蝋ラップを知らない方のために少し説明しますね。
蜜蝋ラップとはその名の通り蜜蝋でできたラップです。
「プラスティックラップは体にも環境にも悪影響を及ぼす」というのを懸念して、100%天然素材で作られた蜜蝋ラップが海外では注目を浴びています。
この蜜蝋ラップの良い所は
- 全て天然素材でできているため、100%土に返る
- 洗って何度でも使える
- 身体にも地球にも優しい
蜜蝋は抗菌や防腐作用があり通気性がいいので、ラップに向いているのです。
【蜜蝋ラップ】を手作りしてみよう!
まずは準備するもの
- 蜜蝋
- 綿100%の布
- アイロン
- オーブンペーパー
1 布を好みの大きさに切る
初めてやる方は小さめからトライした方がやりやすいです。ハンドタオルくらいの大きさに切ります。
2 アイロン台にオーブンペーパーをしく
アイロン台の上にカットした布より大きめのオーブンペーパーをしく。
3 布をのせ蜜蝋をちらす
オーブンペーパーの上にカットした布を広げ、蜜蝋を散らしていきます。
蜜蝋は小さい方がまんべんなく散らせて使いやすいので、大きければ刻むかチーズおろし器で細かくしましょう。蜜蝋はとても固いので注意!
4 オーブンペーパーを上にのせアイロンをかける
蜜蝋がアイロンに直接付くとこげるので、布より大きいオーブンペーパーをのせてください。
端からアイロンをかけ、蜜蝋を溶かしていきます。
蜜蝋が溶けると濡れたようになって色が変わるので、色の変わってない部分があれば蜜蝋を足しましょう。
5 シートをはがして布を乾かす
5~10分くらいで乾きます。乾いたらすぐに使えますよ!
色んな使い方ができる蜜蝋ラップ
自分の好みの柄で作ったオリジナルの蜜蝋ラップでサンドイッチやおむすび・フルーツなどを直接包むも良し、ラップの代わりに食器の上からカバーしたり、プレゼントのラッピングにしたり。(夏場は溶けやすいのでやめましょう!蜜蝋は溶けるとベタベタします)
使用期限は1年間。何度でも洗って使えます。
使うときの注意事項は、
- お湯で洗わない
- 食器洗浄機や電子レンジは使用不可
- ぬるま湯で少しだけ洗剤を使ってもいいけど優しく洗う
- 生魚や生肉、または油分の多い食材は直接包まない
上記のことに気を付けて、ぜひ愛用してみてくださいね!
手作りがめんどうな方は、こちらで買えますよ。