民主党時代は「民主党のプリンス」などといわれていた細野豪志議員。
細野氏の評判や自民党に入りたいと思っている理由が知りたいので、今日は静岡5区の細野豪志議員を深掘りしてみたいと思います。
2021年衆院選の記事も色々とあるので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
【静岡5区】細野豪志の評判
いいものもあればあまり良くないものもある、細野豪志議員の評判。
それぞれどんなふうに評価されているのか見てみます。
良い評判
細野豪志議員を応援している声は以下になりますのでごらんください。
細野豪志氏「勝てなければ政界を引退」背水の陣…静岡5区を無所属で勝って、自民党入り目指す : スポーツ報知
Abemaでの福島の処理水問題への熱意は素晴らしかった。例え過去に民主党にいた人であっても今、日本のために全力を尽くそうとするならば、私は全力で応援したい。 https://t.co/UvbtavzvVV— ymym umum (@umum_ymym) October 25, 2021
「当時のこと」とは福島原発事故でのことです。原発事故後、原発事故収束担当大臣を務めていた細野豪志議員。
細野議員は現在も「福島の処理水問題」について向き合い、自身のYouTubeチャンネルで動画をあげ続けています。
下記の本は原発事故に関する、細野豪志議員の著書です。
細野氏が原発事故について、客観的に当時の行いと本質を語っているところがとても評価されている本です。興味のある方はチェックしてみてください。
福島のことは、決して他人事ではありません。向き合っていかなければならないと思います。票ばかり気にする政治家が多い中、細野豪志さんはちゃんとした政治家だなって思える人です。応援しています! https://t.co/Z8kQ5P2MIr
— 緋瑚 なゆう (@Msk035Y) October 26, 2021
よくない評判
批判をかわすために、他党に関するウソで自分を正当化するとはどういう人物なのか? 残念ながら自民党体質にすっかり染まってしまった細野豪志さん。 https://t.co/eLBCho5d9H
— globe – glooobe (@glooobe) October 25, 2021
細野豪志議員といえば、どうしても過去の不倫報道の記憶が世間から消えないという問題があります。
2006年に細野氏と元フリーアナウンサーの山本モナの不倫報道がありました。
それからはアイスクリームの商品名の「モナ王」をもじって「モナ男」というあだ名がつけられてしまいます。
ずいぶん前のスキャンダルですが、フライデーに激写された路チュー写真の破壊力がそうとう大きかったんですね。
そのために「モナ男」イメージが定着し、今も人々から消えない記憶となっているのがマイナスになってしまっています。
それと長年「民主党」に所属して幹部を務めていましたが「希望の党」の結党メンバーとして参加することに。ですが希望の党は失敗に終わり、無所属となります。
その後は二階派となって「自民党」に入党しようとしている…このように党を転々としているところが応援しにくい理由になっているんじゃないでしょうか。
また細野豪志議員は民主党時代、当時の安倍政権をかなり批判していたんです。
「安倍政権の権力行使はグロテスク」とまで発言したこともありました。
2015年に国民の年金情報が流出したという「漏れた年金」問題が発生します。
じつはその前の第1次安倍内閣のときにも「消えた年金」問題が発生していたんです。
それについて当時政調会長だった細野議員は「安倍内閣が1次、2次にかかわらず、いかに年金をぞんざいに扱ってきたかが象徴的に表れている」と述べます。
「安全保障には非常に強い関心を持ちますが、いわゆる社会保障全般についての関心は非常に薄い政権だと思う」と安倍内閣の問題点を指摘していました。
その細野氏が自民党へ入党を希望しています。
2019年の参院選で、滋賀県の選挙区へ自民党候補の応援に行った細野氏。
そこでは「安倍外交を前に進めていくべきだと思う」と熱をこめて言ってましたが…。
細野氏が自民党に入りたいと心変わりしたことに困惑する人が多かったのは仕方ないのかもしれません。
かつては批判していた側にいた細野氏が自民党に入りたいと思った理由は何なのか?次の項目に行ってみましょう。
細野豪志が自民党に入党したい理由
福島の友人が送ってくれた #白河だるま と共に最終日を迎える。政治家としてやらねばならぬことがある。必ず勝つ!!#静岡5区 #細野豪志 pic.twitter.com/xnScAmNQzL
— 細野豪志 (@hosono_54) October 29, 2021
細野豪志議員が自民党に入党したい理由は以下になります。
- 政権交代は手段であって目的ではない
- 外交安保で混乱するなら政権交代は大きなリスク
- わが国に保守二大政党は合わない
- 私の目指す『内政リベ、安保現実主義』は自民党で実現できる
引用:Twitter
細野議員がいちばんこだわりたいのは、安全保障問題。
それを行うのに、二大政党では安全保障で全く考えの異なる人たちとやっていくのは難しいと感じたため、二大政党の旗を揚げるのをやめたのです。
細野議員の主張は「考え方はブレていない」ということ。
「政策をとって手段を変えた」ので、自民党へ移ることを決めました。
これを理解してくれた人は細野議員を支持し、理解できない人々は批判…という形となっています。
さいごに
自民党へ入党するため、二階派に所属する細野豪志議員。
強力な後ろ盾と思っていた二階氏ですが、岸田政権となってから幹事長退任となりました。
多くの批判もありますが、細野氏は自身の信念に基づいて進んでいます。
自身でも言ってましたが、細野氏はかなりメンタル強いと思います。これからどのような形で政治活動していくのか注目ですね。
2021年の衆院選に関する記事が色々とありますので、ぜひ合わせて読んでみてください。