東京五輪の女子柔道63kg級で見事金メダルに輝いた、クラリス・アグベニュー選手。
試合の時も相手選手を起こしてあげたり、スポーツマン精神が垣間見れるアグベニュー選手に好感が持てる方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな柔道家クラリス・アグベニューの生い立ちや家族や経歴についてなど、どこよりも詳しいプロフィールをご紹介します!
柔道家クラリス・アグベニューの生い立ちや家族や経歴Wiki
名前 | クラリス・アグベニュー |
名前のスペル | Clarisse Agbegnenou |
生年月日 | 1992年10月25日(2021年現在28歳) |
出身地 | フランス西部 レンヌ |
身長 | 164cm |
世界ランキング1位の63キロ級の女王、クラリス・アグベニューはフランスの柔道家です。
アグベニューはフランスで生まれ育ちましたが、両親のルーツは西アフリカの小国のトーゴ。なのでアグベニューは二重国籍持っています。お父さんは科学者、そして発明家なんですよ。
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アグベニューはそんなに身長が高い方ではないのに、豪快に投げ飛ばす1本勝ちは圧巻。戦っている姿はほんとにカッコイイです。
そんな最強の女王ですが、幼少期は意外にも病弱で病院通いの日々でした。
生まれた時も予定日より2か月早く生まれた、超未熟児だったんです。そしてアグベニューは実は双子。
一緒に生まれてきた兄弟はとても健康だったのですがアグベニューだけ瀕死の状態で生まれてきて、生後7日間は昏睡状態が続きました。その後もしばらくは保育器に入っていたんです。
腎奇形(腎臓の位置や形に異常があること)になっていたり、小さい頃は本当に体の弱い子でした。
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でもアグベニューは小学生になってだんだんと活発になっていきます。そんなアグベニューが柔道と出会ったのは、9歳の時でした。
柔道を始めたきっかけは、先生に勧められたからです。
落ち着きがなく、おてんばといわれるほど元気になっていたアグベニューは先生に「柔道を習って自己コントロールができるようになるように」といわれて始めることに。
フランスは柔道大国として有名ですよね。フランスでの柔道の競技人口はなんと80万人だそうです。日本はというと、約20万人になります。
それから一生懸命に柔道をやるようになったアグベニューは、本格的に柔道をやるため14歳で実家を出ます。その3年後から柔道家としてのすばらしいキャリアを築いていくんです!
それが下記の経歴になります。(全ての成績が63kg級です)
2010年:グランドスラム63㎏級 優勝
2011年:グランドスラム 3位
2013年:グランドスラム 優勝
世界選手権 2位
2014年:グランドスラム 優勝
世界選手権 優勝
2015年:世界選手権 2位
グランドスラム 優勝
2016年:グランドスラム 優勝
リオオリンピック 2位
2017年:グランドスラム 2位
世界選手権 優勝
ワールドマスターズ 3位
2018年:グランドスラム 優勝
柔道グランプリ 優勝
ヨーロッパ選手権 優勝
2019年:世界選手権 優勝
2021年:東京オリンピック 優勝
柔道女子63kg級 決勝 試合後にアグベニューがトルステニャクを持ち上げる#東京オリンピック2020 pic.twitter.com/ZXHQH3M9jA
— Hal (@papillon782) July 27, 2021
これも日本ではあまり知られてないかもしれないですが、アグベニューの職業は柔道家であり、そして警察官でもあります。アグベニューには捕まりたくないですね(笑)
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趣味は音楽を聴くこととスポーツをすること。
座右の銘は『Impossible is nothing』「不可能なことなんてない!」「不可能」なんて、ありえない!アグベニューらしい、ポジティブなフレーズ、ステキですね。
さいごに
最強に強い警官でもあり柔道家でもある、クラリス・アグベニューは人柄も魅力的な人でした!
田代未来のライバルでもあるアグベニューは、才能があるだけでなく人一倍練習するんだそうです。田代未来はそんなアグベニューを尊敬しているといいます。
かなりアツい柔道の試合が繰り広げられていますが、それをさらに盛り上げているのが解説者。松本薫の解説がわかりやすくて面白くてすごくいい!と評判です。
そんな松本薫については下記記事に詳しくあるので、あわせてごらんください。